円満退職を実現させる上で避けたいNG行動

円満退職を実現させたいのであれば、話をこじれさせかねないNG行動を知り、それらを避けるのが大事です。会社に残るか退職するか迷っている場合はともかく、退職すると完全に決意しているのであれば、上司に相談するような形で退職を切り出すのは逆効果です。

上司は「退職するかしないかで迷って相談してきた」と捉えがちなので、会社のために、社員の悩みを解消するために、と引き止められて余計に話がややこしくなります。退職を切り出すことに後ろめたさを感じるかもしれませんが、退職を決意しているのであれば、はっきり伝えることが重要です。余計なことは言わず「退職させていただきたいです」といった形で、意思の強さを見せて切り出すのが有効です。

プライベートの事情以外の理由で退職を決意する場合、会社に対して何の不満も持っていないなんてことはまずあり得ません。しかし、不満がくすぶっていたとしても、退職を切り出す際に、その不満を口にするのはNGです。

給料や仕事内容などの不満を口にした場合、その不満を解消するから会社に残って欲しいと説得される可能性があります。また、無事に退職が決まったとしても、不満をこぼしたことで上司との折り合いが悪くなり、退職時に気まずくなる可能性もあるため、退職を切り出す際は不満を口にしないよう気をつけたいところです。

また、退職の意思を上司に伝える際、併せて退職届を提出すると反感を買う恐れがあります。退職の意向を伝えて退職届を出すのは、一般的なプロセスではありますが、会社と契約をして採用されている以上、すべて自分のペースで進めて良いわけではありません。まず会社側と話し合いをして、今後の予定などを詰めていき、最終的に退職日が決まってから退職届を提出するのがきちんとした大人としての退職の流れです。円満退職を目指したいのなら、意味もなくこの流れに逆らわないようにしましょう。※退職時のNG行動やトラブル回避方法を知りたい方へ>>>[http://xn--r9j940grmcu4xr4nonznzw.com]